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日本橋人形町の税理士事務所

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熱海と別荘等所有税

熱海に唯一!?別荘所有税とは

こんにちは。
避暑に行きたくなるような、暑い日々が続いておりますね。
都内から好アクセスの避暑地といえば、熱海がまっさきに思いつくのですが、
皆様はどうでしょうか?

海と温泉に恵まれ、避暑地としても、避寒地としても、有名な熱海。
セカンドハウスはもちろんのこと、多くの別荘が存在します。
そんな熱海ならでは!というべきかもしれません。
実は、日本で熱海にしかない税金が一つあります。
それは、別荘等所有税です。
別荘等所有税とは、原則、熱海に別荘を所有している方に課される税金です。

別荘等所有税の課税基準

家屋の評価額を課税基準とする固定資産税に対し、
別荘等所有税は、別荘の述べ床面積を課税基準としています。
ということは、課税基準を別のものにすれば、
建物に対し別の税金を課すことも可能なのでしょうか。
たとえば、高さなど……

翻って、別荘等所有税についてですが、
これは、固定資産税とは別の税となっておりますので、
毎月1回以上利用していても、セカンドハウスとして認められ
減税されるといったことはないようです。
そして、導入の背景にはインフラ整備のための財源の不足があったとのこと。

世界のユニークな税金

世界を見ると、他にも

・ニューヨーク州のベーグル税

・ハンガリーのポテチ税

・アメリカのソフトドリンク税 、光るおもちゃ税

・イギリスの渋滞税

・ドイツの犬税

 

など、ある意味その地域や国の個性が
体現されているかのような税金がありますが、
導入の一因にはやはり、財源不足があるように思えます。
今後、人口が減少し、税収が減るにつれ、
日本も各地域が独自の税を導入する時代に
突入するのでしょうか……気になることしきりです。

ちなみに、世界の税金には、カナダのドーナツ税など、
軽減税率が導入されているものもあります。
5個以下の個数でドーナツを買うと、外食とみなされて、課税対象となり、
6個以上買うとテイクアウトとみなされて、課税対象外となるそうです。
こんなふうに、限度を超えない贅沢には目こぼしを頂きたいなと思いますね。

【消費税】ペットフードは軽減税率の対象になるか?

ペットフードは軽減税率の対象にならない?その理由は・・・


10月から、消費税率が10%にひきあげられますね。
同時に、消費税の軽減税率制度が実施されます。
軽減税率の対象品目は、酒類を除く、
『食品表示法に規定する食品』と『新聞』です。

食品表示法は、『人の飲用又は食用に供される飲食物』を、
「食品」と規定しています。
つまり、ペットフードは、確かに食べ物であっても、
食品表示法が規定するところの食品ではなく、
軽減税率の対象になりません……。
なんだか、世知辛いですね。

私の実家も犬を飼っていますが、
ペットフードよりお肉が大好きなので、
10月からはお肉をメインにしてあげようか?
なんて冗談まじりに話しました。
懐がいたもうと、ペットはかけがえのない時間を私達に与えてくれる家族です。
大事にしてあげたいですね。