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税理士法人ウィズ ＮＥＷＳ 2025年5月号 VOL.183
皆さんは退屈したときにどうしますか？チンパンジーはあまりに退屈すると、暇つぶしに自分で自分をくすぐって笑うそうです。
人間の脳は「触る」という行動を予測するため、自分でくすぐっても驚きがないけれどチンパンジーの脳はそこまで発達していないのでくすぐったさを感じるのだとか。なんて平和な暇つぶし！
※PDF版はこちらからダウンロード→税理士法人ウィズ ＮＥＷＳ 2025年5月号 VOL.183
セミナー情報
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お役立ち情報
【令和7年度税制改正による給与の源泉徴収事務への影響】
令和７年度税制改正により、所得税の「基礎控除」や「給与所得控除」に関する見直し、「特定親族特別控除」の創設が⾏われました。
詳細は税理士法人ウィズNEWS 2025年2月号で紹介しています。今回は改正に伴う給与所得の源泉徴収事務への影響を解説します！
・税理士法人ウィズNEWS 2025年2月号
https://www.z-with.or.jp/tsushin/withnews202502vol180/
- 毎月の源泉徴収事務への影響
令和7年11月までの源泉徴収事務に変更はありません。
11月までに給与額や扶養親族の数に変更があった場合も従来通りの処理となります。 - 令和7年分年末調整への影響
改正後の「基礎控除・給与所得控除・特定親族特別控除」が適用されます。
控除する上で、配偶者や扶養親族の年齢、見込所得が旧来と異なる適用となるため注意が必要となります。
また、改正後の「年末調整等のための給与所得控除後 の給与等の金額の表」を使用しなければなりません。 - 様式等の変更
(1)源泉徴収税額表
「令和8年分 源泉徴収税額表」へと改正されます。令和8年分1月1日以後に支払うべき給与からこちらが適用されます。
(2)扶養控除等申告書・源泉徴収簿
「源泉控除対象親族」「特定親族」に関する記載欄が追加されます。
※スケジュール
変更後の各種様式や詳細は、令和7年6月末・8月末に国税庁HPにて順次掲載予定となっております。
実際の給与・年末調整の事務は各種ソフトを利用されるケースがほとんどだと思われますので、そちらのアップデートも要チェックです。
昨年度の「定額減税」に引き続き、今年度の源泉徴収事務・年末調整も注意しなければいけないポイントが数多くあります。今後も新しい情報が入り次第、随時発信していきます！
ウィズの本棚
『The Nvidia Way エヌビディアの流儀』
【出版：ダイヤモンド社 著：テイ・キム】
世界最先端の半導体企業NVIDIAの成功の秘訣を明かす一冊です。AIやGPUの分野で圧倒的な存在感を放つ同社の成長を支える、創業者ジェンスン・フアンの強いリーダーシップと、挑戦を重んじる企業文化についてのノンフィクションです。
革新を生み出す組織運営の哲学や、変化を恐れず未来を切り開く姿勢が具体例を交えて紹介されています。
先人の言葉
アメリカの歌手、俳優であるフランク・シナトラの言葉。
誰に何をされても、その怒りのエネルギーを相手に向けるのではなく、自分が成⾧するための努力に使おう。
税務カレンダー
6 月10日
★5 月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付
★納期の特例を受けている者の特別徴収税額の納付
6 月16日
★所得税の予定納税額の通知
6 月30日
★4 月決算法人の確定申告（法人税、消費税、地方消費税、法人事業税、法人事業所税、法人住民税）
★1,4,7,10 月決算法人及び個人事業者の3 月毎の期間短縮に係る消費税確定申告
★10 月決算法人の中間申告（半期分）
★消費税年税額が400 万円超の1,7,10 月決算法人及び個人事業者の3 月毎の消費税中間申告
★消費税年税額が4,800 万円超の3,4 月決算法人を除く法人及び個人事業者の1 月毎の消費税中間申告
市町村の条例で定める日
★個人の道府県民税及び市町村民税(第1 期分)
トレンドを斬る！
今月のトピック：【ネオ銭湯】
老舗の銭湯をリニューアルした「ネオ銭湯」が全国に登場しています。風呂場のタイルや脱衣所のゴザなどレトロな雰囲気は残しつつ、湯上がりにクラフトビールやスパイスカレーを提供するなど、新旧混合の個性が魅力。
音楽ライブや物産展など風呂とは無縁のイベントも好評です。銭湯の意義は、公衆衛生から心の浄化にシフトしたようです。
商売のヒント
今月の商売のヒント：【視点という選択肢】
「２人の囚人が鉄格子から外を見ていた。１人は地面の泥を見て絶望した。もう１人は空に輝く星を眺めて希望を抱いた」。これはアイルランドの詩人、フレデリック・ラングブリッジの「不滅の詩」の一節で、大ヒットマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』でも引用された有名な言葉です。
２人の囚人の目に映るものは同じでありながら、その見方は対照的です。１人は下を向き、見えるのは足元の泥のみ。もう１人は上を向き、星空の輝きを見つめる。この詩は、同じ状況でも視点によって意味合いがいかに変わるかを端的に表現しています。
人生の困難に直面したとき、あなたはどこに視点を向けるでしょうか。足元の泥、すなわち現実の苦しみや制約にばかり目を奪われると心は絶望で満たされます。しかし視点を変え、希望を象徴する星を見つめることで心に光を灯すことができるのです。
この対比は、単なるポジティブ思考・ネガティブ思考の違いではありません。それは自分の置かれた状況を解釈する力。そして、未来への可能性を見出す能力の差ではないかと思います。
商売の場面でも同じです。思うようにならないとき、問題に囚われるか、それとも解決策を探し続けるか。限界だとあきらめるか、それとも創造性を発揮するか。起こった出来事自体より、そこから何を見出し、どう解釈するか、そしてどう行動するかによって、まったく異なる展開が広がっていきます。
愚痴や批判が多くなったら自分に問いかけてみてください。「泥を見るか、星を見るか」と。結局のところ、人生も商売も「視点」という選択肢によって形作られているのだと思います。
メンバー後記
近年物価上昇の折、米不足・米価格高騰も止まりません。これまで流通に問題があるとして調査しましたが、結果隠された米は見つからず。政府は米不足を頑なに認めま
せん。認めればこれまでの米政策の誤りを認めてしまうことになるからでしょうか。
もし誤りならばそれを認め早く方向修正をしなければ。会社経営においても首尾一貫性は大事ですが、この変化が激しい時代、柔軟性も合わせ持つ必要があります。
人員不足が深刻化する中でその対応としてDX 化を進めている企業も多いと思います。DX 投資の予算は売上の１％が目安とも言われますが、DX 化の過程で「見える経費」だけでなく「見えない経費」（時間コストや無駄な手間）の削減も期待ができます。
DX 化に関心があるものの、どこから手を付けるべきか迷われている方は一度専門家にご相談してはいかがでしょうか？
早いもので2025 年も1/4 が過ぎました。GW はゆっくりと休まれた方、旅行・観光へ出かけた方と楽しみ方はそれぞれあるかと思います。
私は特に予定もなかったので、『ふるさと納税』のサイトを眺めながら過ごしました。例年ですと年末にバタバタと返礼品の選別もせず申し込んでいましたが、今回はゆっくりと選別することが出来ました。物価上昇の今だからこそやるべきことも見えてきました。
飛び石だった為ゆっくりできなかった方も多いかもしれませんが、今年もGW が終わりました。後は頑張って働きましょう(笑)
ところで、今年も税制改正がありました。昨年等と比べると全体としてはインパクトに欠けますが、物価高対策・子育て世代向けの減税政策が多い気がします。即何かが変わるわけではありませんが、来る日にしっかりご説明できるように自己研鑽致してまいります。
先日、ご近所の方から庭に咲いた5種類のバラを一輪ずついただきました。
バラは部屋に飾ったことがなかったのですが一輪ごとに違う香りがあることを改めて知り本当に香水や芳香剤と同じ匂いだと感じました。（笑）
5輪だけでも隣の部屋まで匂って、落ちた花びらもまだ香りが続いているのでもうしばらく柔らかい香りを楽しめそうです。
お笑い芸人兼弁護士という芸人さんのライブを子どもと一緒に見に行きました。
子ども向けに法律をわかりやすく、面白く解説しながら、身近に感じもらいたいという試みのライブでした。
大人の私でも普段使わない法律については、とてもわかり易く理解でき、私もこんな
風にお伝え出来るといいなと感じました。面白くは難しいかもしれませんが、わかり易く伝わるようにお話できるよう頑張ります。
お客様とのやり取りを通じて、近年事業用保険への関心が高まっていると感じます。
特に1 取引あたりの金額が大きい顧問先様にとっては、万が一の際のリスクも大きく、
対策を事前にとっておくことが急務です。
事業用保険について調べてみますと、保険の種類や補償範囲も多岐にわたるため、まずは自社を取り巻くリスクを正確に把握し、必要な備えを検討することが重要だと改めて実感いたしました。
法人税など、国税納付書の事前送付が廃止されてから約1年が経過しました。一方的に廃止されると困るのが正直なところですが、引き続き注意が必要です。
これを機に電子納税に移行された方も多く、中でもダイレクト納付は使い勝手が良いです。初回の手続きは少し手間ですが、以降は日付を指定すると自動で納税が完了します。窓口へ行く手間等が省けますので、お手続きしてみてはいかがでしょうか。
映画「教皇選挙」を観ました。その数日後に現実にもフランシスコ教皇が逝去し、コンクラーベが行われる事になるとは数奇なものです。
葬儀の際にはサンピエトロ大聖堂で米宇首脳会談が行われる等まさに異例尽くしです。教皇ひいてはキリスト教の存在の大きさを感じます。安らかな旅立ちをお祈り申し上げるとともに、選挙の行方も注目です。
映画も今だからこそ観たい一作となっていますので是非ご覧ください。
４月からウィズに入社いたしました鳥山と申します。
入社当初は会計ソフトの扱い方も分かりませんでしたが、先生や先輩方の手厚い教えのおかげで、税理士事務所の社員としての専門的な知識や業務スキルを身に着けられつつあると思っております。
これからも日々研鑽して参りますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。