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電子帳簿保存のすすめ

電子帳簿保存のメリット

こんにちは。
昨日の大雨とは打って変わって、気持ちのいい快晴になりましたね。

本日は、電子帳帳簿保存のメリットについて、簡単にお話させていただきます。

電子帳簿保存の導入にはこんなメリットがあります。

省スペース、業務効率化、節税が可能に!

①省スペースが実現できます
紙の書類をとっておく必要がなくなるので、
保管スペースが削減でき、かなりの省スペースを実現できます。

②データを探す時間も削減できます
電子帳簿保存にすることにより、紙を一枚一枚見ていく作業がなくなるので、
目的のデータを早く見つけられるようになります。

③税務調査の対応が楽になります
電子帳簿保存にすれば、調査官がデータを見ていく形で
税務調査を進めることができます。
紙の書類をひとつずつ見ていくよりずっと早いので
調査対応にかかる時間も大幅な削減が期待できるでしょう。

④節税になる場合があります
2020年1月から、青色申告を電子申告で行う、あるいは青色申告に際して、
電子帳簿保存をしていると、控除金額が10万円上乗せされることになっています。
つまり、電子帳簿保存によって節税ができることもあるのです。
(注:電子帳簿保存の適用を開始するには所轄税務署長等に対して、
必要書類を提出し、承認を受けておく必要があります)

以上のように、電子帳簿保存の導入には多くのメリットがあります。
また、将来的な電子申告の義務化が予想されている点から見ても、
電子帳簿保存を導入しておくことには、
少なからぬメリットがあるといえるでしょう。

備えあれば憂いなし。
実際に、電子申告が義務化されるかは
その時になってみないとわかりませんが、
少なくとも心の準備はしておきたいものですね。

クラウド、活用していますか?

みなさんはクラウドを活用していますか?

そもそもクラウドって何?という方もいらっしゃると思います。

もしくは、クラウドという言葉は知っていても、
詳しくはわからないという方は多いのではないでしょうか。
実は私もほとんど関係のない言葉だと、数年前までは考えておりました。

でも実際のところはクラウドは身近な存在であり、
気づかないうちに使っていることもたくさんあります。

例えば、ケータイの電話帳のバックアップサービス、これクラウドです。
スマホにアプリをインストールした履歴が残ってますが、
これもクラウドに保管されている情報です。
他にもまだまだあると思います。

こんな風に自分が持っているもの以外の場所にデータを保存している、
その場所がクラウドです。

会計事務所、会計業界でもクラウド化は進んでおります。

弊所ではクラウド会計ソフトを使用しています。

会計データがクラウドに保存され、しかもウェブ上で確認が可能です。
インターネット環境があれば、いつでもどこでも確認できます。

まだスマートフォンでは見辛いという点もありますが、
タブレットがあれば十分に見ることができます。

グラフなどにしてより視覚的にわかりやすく見ることも可能です。
移動中にちょっと確認、なんてこともできます。

これからもっともっと便利になっていき、
いつの間にか当たり前の時代がきます。

ぜひクラウドを活用してみてください!
やり方によっては大幅な時間短縮も可能です!

空いた時間で本業に専念できる時間も増えます。

経理担当者の働き方改革にもつながると考えています。

ぜひぜひご検討ください!

電子帳簿保存について

片付け上手は仕事上手。省スペース実践してますか?


こんにちは。桜散る季節になりましたね。
四月も下旬。ゴールデンウィーク目前となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

四月といえば、新生活。
まして、新元号も発表された今年です。
三月には、いらないものを捨てたり、
収納用具を揃えたりして、お部屋もキレイにして、
ぱりっとした状態で四月を迎えられたことと思います。
ですが、中旬にもなると、四月の初めと比べると、
お部屋が雑然としていませんか?
私はそのタイプです……

さて、お部屋については妥協できても、
オフィスについては最大限にキレイにしたいと、
皆様思っているかとおもいます。
片付け上手は仕事上手なんて言う方もいるとおり、
オフィスが、整理整頓されているかいないかは、
仕事の能率に直結しますものね。
どうやったら、快適な仕事場をつくることができるか、と考えたとき。
まずは、省スペースというところに意識がむくかと思います。

知らないと損する!?電子帳簿保存法とは

オフィスを見渡してみてください。
帳簿はどこに保管されていますか?
帳簿の保管期間は、種類によって異なり、
法人税法と会社法によっても変わってきますが、
経理・税務関係の決定保存書は、
長いものだと十年間保管する必要があります。
電子保存に切り替えられたら、すっきりするだろうな……なんて思いませんか?
(以前お話しました通り、法人税法と会社法で、
保存期間が異なる場合、期間が長い方が優先されます。)

単純に、10畳の部屋の中で、帳簿をおくスペースが、
トータルで1畳くらいになっていたら、
毎月の家賃の10%を帳簿に奪われてるともとらえられますよね。
そんなの嫌ですよね、もし毎月家賃の10%を貯められたら、
ちょっといい感じのハンディスキャナーとか年内に買えそうです。

電子帳簿保存法、一度は耳にしたことがあるかと思います。
といいつつ、名前こそ知られていても、近年の動きについては、
あまり周知が進んでないのが実情ですが、
ペーパーレス化の進展と、それを受けての規制緩和の要望の高まりを鑑みて、
電子帳簿保存法はどんどん改正が進んでいます。
かいつまんで言いますと、以前は大企業のように大きな会社しか、
帳簿の電子保存の要件を満たすことができなかったのが、
今では小さな会社でも、帳簿の電子保存の要件を満たすことが
できるようになっているのです。

もちろん電子帳簿保存の導入には、
いろいろと必要なものもあるのですが……
長くなってしまったので、詳しいことは、
また次の機会にお話させていただきますね。

【会計】減価償却の奥深さ

おはようございます。
以前減価償却費の捉え方を書かせて頂きましたが、
減価償却費がPLに与える影響というのは考えたことはおありでしょうか?

減価償却費は経費に参入するけど、実際お金の動きはない特殊な科目です。
そして、過去に買ったものが数年経費計上されるので、
今年はお金の動きも悪くないし、経費の支出もそこそこ抑えられたから黒字だ!
と思っていたら実際経常利益を見ると赤字になってた……ということもあり得ます。
(ただ、実際そこまで高額な減価償却費が計上されるのは、
一部の業界に限られるとは思いますが……)

また、耐用年数とは「この設備だったら一般的にはこのくらい使えるから、
その年数で費用計上しようか。」として、決められているものです。
(ちゃんと減価償却資産の耐用年数表といものもあるんですよ!)

ただ、金額によって全額費用計上できるモノもあったりと、
固定資産の処理は奥が深いので気になった方は是非色々調べてみてください!

【会計】未払金と未払費用の違い

おはようございます。

今日から四月。寒さも落ち着いて、ようやく春らしくなりましたね〜
ちょうど昨日は甘酒横丁で桜まつりも開催され、
人形町の桜は、今が見頃です!

さて、今回のテーマ「未払金と未払費用の違い」ですが
なんとなーく使い分けが曖昧な方もいるかと思います。(実際私もそうでした。笑)

まず未払金とは、仕入以外のモノやサービスを受けとり、
金額が確定していてまだ払っていないもの。単発的もので支払っていないもの。
それに対し未払費用というのは、経過勘定という部類であり、
継続的なものの内、日割り等で算出したりします。
未払金は日常的に使いますが、未払費用は月次や決算みたいに、
締めのタイミングで使うものですね。

【まとめ】
未払金
・仕入以外のものやサービス
・基本金額確定している。
・単発的なもの。
・日常的に使用。
ex)消耗品の購入が未払い。機械の購入が未払い。

未払費用
・仕入以外のものやサービス
・基本金額は確定していない。(概算。請求書がまだきていない。)
・継続的なもの。
・月次や決算のタイミングで使用。
ex)従業員の当月分給料が未払い。家賃当月分が未払い。

正直実務となると、それこそ曖昧な使い方になりますが、基本は抑えておきたいですね。

3/31は経理の日!

3月31日は経理の日です!

突然ですが、3月31日が何の日か、皆様はご存知ですか?

なんと本日3月31日は経理の日なんです!(注1)
私がデスクで使用しているカレンダーは、弥生株式会社様から頂いたものなのですが、
ある日のお昼、カレンダーを眺めていたときに、
3月31のところに経理の日とあるのに気づきました。

なんでも、弥生会計でお馴染みの弥生株式会社様と、
クラウド請求管理サービスmisocaを運営しているMisoca様が、
3月(弥生)+31日(晦日)となることに着想を得て、
経理業務の区切りでも有る3月31日を経理の日にしようと決め、
日本記念日協会からも正式に認定を受けたとのこと。

どんどん周知されて祝日法が定めるところの祝日になり、
お休みになってほしいものですね・・・というのは冗談です。
経理の日にちなんで、業務の重要性を再認識し、
やり残したことがないようにして気持ちを新たに新年度に臨みたいと思います。

(注1)「弥生×ASCⅡ.jp」,〈https://ascii.jp/elem/000/001/142/1142419/

【会計】「掛」と「未」の違い

【会計】「掛」と「未」の違い

こんにちは!

今回は会計についてです!
混同しやすい科目など、気になった点を書いていきます!

今回はものすんごい基礎中の基礎、
売掛金と未収入金、買掛金と未払金の違いについてです。

ものすごく基礎的なことですが、簿記を勉強し始める方はどう違うの?
と思うのではと思います。(実際私もそうでした。)

ざっくり言うと、自分の会社が商売する上で、直接関係するものか、そうでないかです。
当社が洋服屋だとすると、洋服を「作る」ために仕入れた布は買掛金です。
洋服を「作る」ために仕入れたボタンも買掛金です。
それに対し洋服を「売る」ために仕入れた紙袋など消耗品は未払金。
お店の家賃も洋服を「売る」為にかかる費用なので、未払金です。

基本的に損益計算書の粗利より上にあるものは売上と原価ですよね。
それらが掛の対象です。(もちろん例外もあります。)

売掛金と未収入金はすごくシンプル。
売上=売掛金です。
未収入金=営業外収益or特別収益

以上「掛」と「未」の違いでした!