税理士法人ウィズ NEWS 2026年3月号 VOL.195

今年の3月31日、ドコモが提供してきたFOMAとiモードが終了し、KDDIやソフトバンクに続いて日本から3Gサービスが完全に消滅します。かつて一世を風靡した「ガラケー」は、4月1日午前0時をもって、通話もメールもできない「ただの箱」になってしまうのです。
平成の記憶が、またひとつ消えていきますね。
※PDF版はこちらからダウンロード→税理士法人ウィズ NEWS 2026年3月号 VOL.195
セミナー情報
セミナーは現在準備中です。
皆様の経営に少しでもお力添えできるような内容のセミナーを企画しておりますので、開催要項が決定次第改めてご案内させていただきます!
お役立ち情報
【令和8年税制改正】
2月号に引き続き、税制改正のうち4月から改正されるものについてお知らせいたします。
①少額減価償却資産特例の拡充・延長
・改正時期 2026年4月取得分より
・改正内容
| 改正前 | 改正後 | |
| 取得価格 | 30万円未満 | 40万円未満 ↑ |
| 適用期限 | 2026年3月31日 | 2029年3月31日 ↑ |
| 従業員数 | 500人以下 | 400人以下 ↓ |
※注意点 10万円未満の資産、一括償却資産(20万円未満)の取り扱いに変更はありません。
②賃上げ促進税制の見直し
・改正時期 2026年4月より
・改正内容 教育訓練費の上乗せ措置の廃止 ↓
※教育訓練費=外部講習や外部研修、外部講師に対する謝礼金など
・補足事項 賃上げ促進税制は引き続き実施
③食事補助の非課税限度額の引き上げ
・改正時期 2026年4月より
・改正内容 食事補助の非課税枠 3,500円/月 → 7,500円/月↑
・補足事項 非課税限度額の見直しは1984年以来42年ぶり
そのほかの改正については追ってお知らせいたします。
令和8年度税制改正について詳細を早く知りたい!という方はお気軽にウィズまでご相談ください!
ウィズの本棚
『自分の小さな箱から脱出する方法』
【出版:大和書房 原著:アービンジャー インスティチュート 翻訳:冨永 星】

自己欺瞞とは、自分の良心や本心に反しているのを知りながらそれを認めずに都合のいい言い訳をして、自分を無理に正当化する心理状態の事を言う。
本著ではそのような状態を箱の中に入っている状態と表現し、自分を箱の中に追い込むのは自分への裏切りであり周囲を自らがゆがめていると言う。
どうして箱に入ってしまうのか、そしてどうしたら箱から脱出できるのかを、ストーリー仕立てで解説している。
先人の言葉

ポーランドに生まれドイツで活動した政治理論家、哲学者であるローザ・ルクセンブルクの言葉。
そこから動いてみることで今の自分の状況を知ることができる。
税務カレンダー
4月10日
★3月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付
4月15日
★給与支払報告に係る給与所得者異動届出
4月30日
★公共法人等の道府県民税及び市町村民税均等割の申告
★8月決算法人の中間申告期限(半期分)
★消費税の年税額が400万円超の4月、7月、10月決算法人の3月ごとの中間申告期限
★消費税の年税額が4,800万円超の1月、2月決算法人を除く法人の1月ごとの中間申告
トレンドを斬る!
今月のトピック:【大人のやる気ペン】

「大人のやる気ペン」がブームです。筆記具に装着する軽量デバイスが書く時間を測定してスマホのアプリに送信すると、学習時間としてグラフに可視化します。
時間によって叱咤激励のメッセージが届き、自分のアバターが他のユーザーと交流する楽しみもあります。孤独な時間さえ自己肯定感アップにつなげる未来型サポーターの登場です。
商売のヒント
今月の商売のヒント:【人間としての厚み】
2026年、生成AIはもはや特別なツールなどではなく、まるで空気のように商売の現場に溶け込んできます。経営の効率化。データに基づいた最適解の提示。これらはAIが得意とする領域であり、経営者が長年磨いてきた「正解を出す力」というスキルの価値は、かつてないほど相対化されています。この時代をどう生き抜いていくか。この問いに対するひとつの答えは、効率の向こう側にある「人間としての厚み」ではないでしょうか。

これまで大切にしてきた膝を突き合わせた交流や、はた目には無駄に思える部下や顧客との雑談、あるいは現場で磨かれた「なんとなく」という直感。これらは単なる非効率ではなく、論理だけでは説明しきれない経営の奥行きそのものです。この計算不可能なプロセスの中にこそ、AIにはマネできない共感や独自の企業文化が宿ります。相手のわずかな表情の変化に気づき、決して数字に表れない現場の温度感を巧みに感じ取る。これは、多くの修羅場をくぐり抜けてきた経営者の「身体知」がなせる業です。目的のない対話、感性を刺激する文化や芸術、あるいは古典を紐解いて思索にふける時間。そうした一見、遠回りに見える時間が組織に独自の彩りを与え、競合にはマネできない唯一無二の価値を生み出します。

情報の算出や分析はテクノロジーを賢く使いこなしつつ、その先にある「商売の歩むべき意味」を自分で創り出す。効率の網からこぼれ落ちる豊かな経験の中にこそ、次の時代を切り拓く商売の種が潜んでいるように思います。すべてが数値化・自動化される時代だからこそ、あえて「余白」を大切にしたいものですね。
メンバー後記
今年の確定申告も大詰めを迎えています。毎年約2,300万人が申告をしますので、正に国民の一大イベントの様相を呈しています。
税制改正は毎年ありますが、今年は基礎控除・給与所得控除の拡大その他控除の所得要件緩和等により還付を受けられる人が増えそうです。ただ控除の分類が複雑化しているため間違いも増えそうですね。
シンプル イズ ベスト。もっと分かりやすい税制にしてもらいたいものです。
先日、次世代経営者向けの勉強会で「中期経営計画作成の要点」をテーマに講師を務めました。計画が絵に描いた餅にならないためのポイントを5つに絞って解説し、参加者には自社の経営に当てはめて考えていただきました。
懇親会では評価制度との連動など実務的な相談もあり、後継者ならではの悩みを伺う貴重な機会となりました。
先日は久しぶりにまとまった雨が降りました。東京では117日ぶりの雨との事でした。毎日雨は嫌ですがたまには降らないと水不足等も心配になります。
今、弊社では確定申告の追い込みに入っています。3月の1週目で8割の完成を目標に頑張っています。
寒暖差の激しい今日この頃ですが体調を崩さぬよう社員一同で頑張って目標達成いたします。
最近冬季オリンピックや、野球のWBCに向けた盛り上がりを目にする機会が増え、世界の舞台で挑戦する選手たちを見ると、日々の積み重ねの大切さを改めて感じます。
今年は政局の変化に伴い様々な改正が行われます。少しでも皆さまのお役に立てるよう、自己研鑽していこうと思います。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。どうぞご自愛下さい。
先日、春の海を見る機会がありましたが、やわらかな日差しの中で穏やかに揺れる海を眺めていると、自然と自分の心も穏やかになれたかな?と思います。時には違う景色を見ることも大切ですね。
確定申告提出期限も近づいています。最後まで慎重に丁寧に進めさせていただきます。季節の変わり目です。体調にはご自愛くださいませ。
3月は確定申告や決算であわただしい季節です。帳簿の数字からこの1年の変化や積み重ねてきた努力が見えてくる時期でもあります。
試算表を見ながら経営を振り返り、今後のヒントを見つける時間を大切にしたいと思います。どんな些細なことでも「ちょっと聞いてみよう」と思っていただける、身近で頼れる存在でありたいと考えています。
大学院の実習で墨田区の商店街を見学しました。
平成生まれの私には驚きの連続で、特に驚いたのは商店街加盟店の個店としての魅力とちょっとしたコミュニケーション。店主の店に対するこだわりと愛着、専門性、お客様との距離感の近さに魅力を感じ、こういった物が愛着に繋がるんだなと実感しました。今後もずっと残ってほしいものです。
警察を装った電話や偽サイトによる詐欺を見抜く方法として、あえて間違った情報を伝えるのが有効だそうです。
例えば「あなたの口座が詐欺に使われた」と言われた際、実際に持っていない金融機関名を挙げて確認すると、詐欺なら「そうです」と話を合わせてきます。
また、偽サイトも間違った情報を入力してもエラーにならないため見抜けます。
最近は少しずつ日が長くなってきたような気がします。そんな時に毎年意識するのは、長い繁忙期のひと区切りが近づいていることです。
今年は流行りのインフルエンザに負けて数日お休みを頂いてしまいしたが、気を引き締め直して残りの申告を急ぎ進めているところです。
季節の変わり目、皆さまもお身体に気をつけてお過ごしください。
「手の内を明かさない」という言葉の語源をご存知でしょうか。「手の内」とは本来、弓道で弓を握る手の型や動作の技術を指し、流派ごとの秘伝として他者に明かさないものでした。
そこから転じて現代では、作戦や考えといった広い意味でつかわれています。何気なく使っている言葉も由来をたどると新たな発見があり興味深いものです。